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そうの日・うつの日

読書感想文を書くコツ=諏訪哲史

 コロナ禍のせいで、今年の夏休みは短かった。子供たちは宿題も大変だったろう。今回は読書感想文の話をしてみる。子供から大人まで通用する話だ。

 前回、小説がどう見えるか・どう聴こえるかという話を書いた。文章を絵として見たらどう感じるか、音楽として聴いたらどう感じるか、本当はそういう気で味わえばいい。読書感想文になると、登場人物の心情ばかり書く人が多いが、言語の芸術である小説にふれるのに、言葉じたいの「現れ方」を見ずして書くことは、実はカッコ悪い。

 ただ、読書感想文の目的は文章力の向上以前に「一人で一冊の本が読めた」と子供に達成感を味わわせることにもあるので、国語の先生らは「その子は確かに自力で本を読んだ」と確信したい。昨今は本を読まず、ネットから他人のレビューを剽窃(ひょうせつ)し、組み合わせてお茶を濁す盗作も多く、課題などすべてネットからパクればいいという卑劣な知恵から子を守るため、感想より、本当に自分で読んでくれたか見極めるだけの、形…

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