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新型コロナウイルス禍を機に現代社会を問い直す人も多い。ロックバンド「銀杏(ぎんなん)BOYZ」のギタリスト・チン中村として活躍し、現在は瀬戸内の島で自然栽培農業に取り組む中村明珍さん(41)=山口県周防大島町=が今をどう捉えているか聞いた。
――周防大島でも学校が休校となりました
◆今までの枠組みから外に出る期間だったと思います。家で子供と何を教えるでもなく同じ時間を過ごしたり、知らないことを一緒に学べたり。でも学校に戻ると根本的な仕組みに変化がなかった。コロナ禍は誰もが経験のない非常時だから、正解を知る人はいない。だけど学校は以前通りを目指し、正解を答えることに価値を置く。問題を再生産している気がします。
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