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原発のたたみ方

/11 見通しにくい廃炉費用 試算の8兆円では…

 <科学の森>

 廃炉作業が進む東京電力福島第1原発(福島県)で、東電は2021年、核燃料などが溶け落ちた「燃料デブリ」の取り出しを2号機から始めようとしている。事故を起こした原子炉ゆえ専用の装置が開発されているが、その分、廃炉の費用もかさんでいる。

 通常の原発の解体は、原子炉から核燃料を取り出した後に、(1)建屋内のプールにある使用済み核燃料の取り出しや汚染状況の調査(2)原子炉の周辺設備の解体(3)原子炉などの解体(4)建屋の解体――の順で進む。更地になるまで30~50年ほどかかり、その費用は1基当たり約300億円とされる。

 一方、水素爆発を起こした福島第1では、1~3号機で核燃料が溶け落ちたり汚染水が大量に発生したりした結果、廃炉作業は通常の工程通りには進んでいない。1~6号機全てが廃炉になるが、費用も300億円×6基=1800億円ではとても収まらないという。一体、いくらになるのか。

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