- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

福岡市は27日、中心市街地で進める再開発事業「天神ビッグバン」について、感染症対策を実施する建て替えビルを対象に、2024年末としてきた完成の期限を2年延長して26年末とすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて事業者側の建設計画変更などに対応するため。記者会見した高島宗一郎市長は「これから街が生まれ変わる福岡は世界最速で感染症対応シティーになることができる」と述べた。
市は天神地区でデザイン性に優れたビルに容積率を最大50%上乗せするボーナス(優遇策)を付与している。その建て替えで、感染症対策として換気設備の増強▽非接触検温センサーの導入▽エレベーターの大型化や台数追加▽通信環境の充実――などに取り組んだビルに限り、24年末としていたボーナスの付与期限を2年延長する。また、複数街区にまたがるビルの建て替えは、22年末までに計画の概要を市に提出すれば、完成期限は…
この記事は有料記事です。
残り146文字(全文539文字)