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「パラアスリートも稼げる」 異端の第一人者・山本篤が見据える「東京後」

プロ選手として活動する義足のジャンパー・山本篤。競技後には2016年リオデジャネイロ・パラリンピック金メダリストのポポフに肩車されて笑顔を見せた=前橋市の正田醬油スタジアム群馬で2018年7月8日、久保玲撮影

 財政事情の厳しいパラスポーツの世界で、「頑張ればパラアスリートも稼げる」と公言するプロ選手がいる。開幕まで1年を切った東京パラリンピック代表に内定し、陸上男子走り幅跳び(義足T63クラス)で金メダルが期待される山本篤(38)=新日本住設=だ。競技環境を変えようと取り組んできた異端の第一人者の言葉には、「東京後」を見据えた願いが込められている。【岩壁峻】

 高校2年の時にバイク事故で左脚の太ももから下を切断した山本は、初めてパラリンピックに出場した2008年北京大会で銀メダルを獲得。義足の陸上選手として日本初のメダリストになった。義肢装具士の資格を持ち、企業と共同で競技用義足の開発に取り組むなど競技外でも活動の幅を広げている。

 前回のリオデジャネイロ大会でも銀メダルを獲得したパラ陸上の「顔」は17年9月、周囲を驚かせる決断をした。メインスポンサーの新日本住設(本社・神戸市)とプロ契約を結んだのだ。年俸…

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岩壁峻

毎日新聞東京本社運動部。1986年、神奈川県生まれ。2009年入社。宇都宮支局、東京運動部、北陸総局(石川県)を経て、2019年10月から東京運動部。現在は主にパラスポーツを担当。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックは現地取材した。中学~高校(2年まで)はバレーボール部。身長が低かったため、中学の顧問には「スパイクは打つな」と言われて育つ。

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