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記者が競技後の選手に取材する「ミックスゾーン」から選手や監督の肉声を伝えます。

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陸上女子1500メートル 田中希実 「我が道」で日本記録

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女子1500メートルで日本新記録で優勝した田中希実=東京・国立競技場で2020年8月23日、久保玲撮影
女子1500メートルで日本新記録で優勝した田中希実=東京・国立競技場で2020年8月23日、久保玲撮影

 新しい国立競技場での日本記録「第1号」が誕生した。23日に開催された陸上のセイコー・ゴールデングランプリで、女子1500メートルの田中希実(のぞみ)(豊田自動織機TC)が従来の記録を14年ぶりに2秒以上も更新する4分5秒27で優勝=写真・久保玲撮影。「記録を出す練習はできていた」と涼しい顔で語った20歳は、異色のランナーだ。

 強豪の西脇工高(兵庫)出身。高卒のトップ選手の多くが大学か実業団で競技を続ける中、豊田自動織機のサポートを受けたクラブチームで活動する。父健智さん(49)の指導を受け、地元の兵庫県小野市などでトレーニングを積み、同志社大で勉学にも励む。なぜ、その道を選んだのか。昨春にその理由を聞くと、「私に一番合ったカラーの実業団が見つかる自信がなかった。私の場合、歯車が一回狂うと(自らを)追い詰めてしまう」と…

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