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こころの書

書人と書 何を学ぶか/2 唐太宗 川谷尚亭、金子鷗亭の臨書=高橋蒼石 /東京

 唐太宗(598~649年)は唐の第2代皇帝。政治家、武人として中国史上一、二を争う名天子と言われます。学問、芸術、文化にも関心が強く、特に書に対しては深い情熱を持っていました。

 王羲之の書を崇拝し、天下に詔勅を発して羲之の真跡1500巻を蒐集(しゅうしゅう)したといわれています。その鑑定には初唐の3大家、欧陽詢、虞世南、褚遂良があたりました。書道史上最高の名品とされる「蘭亭序」は数百本の模本を作らせ、その真跡原本を自分の墓である昭陵に殉葬させたことは有名な話です。

 太宗自身も書の名手です。「晋祠銘」「温泉銘」、法帖(ほうじょう)の祖といわれる「淳化閣帖」などの集帖類に刻入されている尺牘(せきとく)類と「屏風(へいふう)書」があります。「晋祠銘」=資料(1)=は、貞観20(646)年の建碑。行書体で書いた史上初めての碑です。羲之風で、豊かな表情をしたスケールの大きな運筆が特長です。

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