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コロナ差別をなくそう 児童や生徒に中傷、後絶たず 学校、ネットを監視/HPで啓発も

日本赤十字社が作成した教材より。新型コロナウイルスが差別を生んでしまう仕組みをわかりやすく解説している=日本赤十字社提供

 新型コロナウイルスの感染者をインターネット上で特定しようとしたり中傷したりする書き込みが後を絶たない。児童や生徒が被害に遭うケースも出ており、学校や教育委員会は対策に乗り出している。

 「無関係の本校生徒の写真がSNSやネット上に無断掲載されております。生徒への誹謗(ひぼう)中傷を防ぐために、早急な削除をお願いいたします」。サッカー部の寮でクラスター(感染者集団)が発生した松江市の立正大淞南高のホームページ(HP)に12日、お願い文が掲載された。高校によると感染確認後、個人が特定されるのを避けるため、部員の顔が写っていた写真を学校HPから削除したが、既に「ノーマスクで密集、大声で飛沫(ひまつ)を飛ばす」などの書き込みと共にネットで写真が拡散されていた。上川慎二教頭は「生徒に罪はない。手に負えない場合は弁護士に法的措置をお願いするしかない」と話す。

 コロナ禍以前からネット上の誹謗中傷対策として、学校や教育委員会は対策を進めてきた。その一つが「学校ネットパトロール」だ。三重県教委は2009年度から導入しているが、コロナ感染者への誹謗中傷が増えたことを受け、今年5月からコロナに関する書き込みを監視対象に加えた。業者に委託し学校への誹謗中傷の書き込みを見つけた場合は県教委を通じて学校に知らせ、子どもたちや保護者に注意喚起し、必要なら削除依頼もする…

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