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週刊テレビ評

無罪を主張、河井前法相夫妻 洗いざらいの告白を望む=金平茂紀

 国政選挙において、金で票を買う行為は、民主主義の基本をなす選挙制度そのものに対する冒とく行為だ。ましてやそれが法務大臣とその妻によってなされていたとなれば、半沢直樹だって倍返しするだろう。河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反事件の初公判が東京地裁であった。2人は「選挙運動の報酬として現金を渡したことはありません」と買収の起訴内容を否認、無罪を主張した。金は渡したが、陣中見舞いや寄付などいつもの政治活動に伴うものだったと。今回は残念ながら僕は傍聴できなかったが、「百日裁判」の対象で、すでに年内計55回の公判期日が決まっているので必ず傍聴取材をしてみたい。2人の表情や服装をみること、声を聞くことが大事だ。弱っているのか、強気なのか。夫婦の間で会話は交わしていたのかなどなど。

 2人はまだ保釈が認められておらず、東京拘置所からの出廷となった。だからテレビ報道の定番、裁判所への「入り」を撮影することはできない。あれだけ派手に金を配ったのだから、保釈されれば、証拠隠滅や、地元の首長や議員らの証言に関して買収工作でもやりかねない。そう裁判所に判断されたのだろうか。酷暑の中、2人はこれまでの人生で恐らく経験したことのない、拘置所の食事と限られた入浴と規則正しい起床・就寝の生活を…

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