安倍首相辞任表明 都構想、読めぬ影響 維新・政権、蜜月続くか

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安倍晋三首相のポスターが張られた自民党大阪市議の事務所前を通り過ぎる人=大阪市西淀川区で2020年8月29日午前10時、小出洋平撮影
安倍晋三首相のポスターが張られた自民党大阪市議の事務所前を通り過ぎる人=大阪市西淀川区で2020年8月29日午前10時、小出洋平撮影

 大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」の住民投票に向けた論戦が大阪府議会で終わり、市議会での採決を残すのみとなった直後に飛び込んできた安倍晋三首相の突然の辞任表明。吉村洋文知事は「安倍政権だからできた」などと大阪・関西万博誘致やカジノを含む統合型リゾート(IR)の推進の支えになったことを強調した。都構想への影響は「ないと思う」と述べたが、新政権のスタンス次第では流動的な要素は残る。

 都構想を巡り、自民党府連は、安倍政権と維新との蜜月に翻弄(ほんろう)され続けた。自民府議だった松井一郎市長が、2008年の橋下徹氏が当選した知事選で、当時自民党選対幹部だった菅義偉官房長官と関係を深め、安倍首相ともパイプができた。18年4月には、安倍首相が石破茂・元自民党幹事長と総裁選で争う前に来阪。府連の会合に出席し、都構想を巡って維新と相対してきた府連の立場に配慮して「住民投票は何度もやるも…

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