木曽川下流域の岐阜、愛知、三重3県の計8市町村と国土交通省木曽川下流河川事務所は、大型台風の襲来で広範囲な水害が見込まれる場合は、台風上陸の24時間前までに、市町村が住民に対し浸水区域外へ逃げるよう呼び掛けるとした広域避難計画をまとめた。
今回初めて取りまとめたこの計画では、具体的な避難先は示さず、親戚や知人宅などを個人で確保することを原則とした。今後、公的な避難先を確保し、避難の手段や経路などを検討する。
対象の8市町村は大規模な海抜ゼロメートル地帯が広がり、1959年の伊勢湾台風では長期間浸水、多数の犠牲者が出た。これを教訓に2016年から犠牲者ゼロを目指して広域避難計画の策定に取り組んできた。
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