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廣島からヒロシマへ

第2部(中)大田洋子 屍ばかりの惨状に「見た責任 いつかは書かなくては」

神田橋から下流の京橋川を望む。右岸の河原には被爆直後、大勢が避難したという=広島市東区で2020年5月17日午前11時14分、宇城昇撮影

 18歳だった四国直登青年が、広島市街地を流れる京橋川に架かる常葉橋(常盤橋)のたもとで倒れていたころ、上流にある神田橋に近い河原には作家の大田洋子(1903~63年)が家族で避難していた。

 「桜の国」などの作品で戦前から人気作家だった大田は、戦況の悪化から45年1月、東京から広島市白島九軒町(現広島市中区)の妹宅に疎開していた。自身の被爆体験を詳細に記した「屍(しかばね)の街」にこうつづっている。

 「鉄橋の真中に停っていた貨物列車の機関車からも、火を吐きはじめた」「やがて河の面が焼けはじめ、人の群が河を渡って向う岸へ行くのが見えた」

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