家事、育児しない夫動かす魔法の言葉は… 「ありがとう」の後に依頼形で思い伝える

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
加倉井さおりさん=本人提供
加倉井さおりさん=本人提供

 新型コロナウイルスの影響で家事や育児の負担が増えても夫はなかなか気づいてくれない――。ステイホームが日常化する中、ワーキングマザーのそんな嘆きが聞こえる。では、夫の協力を得るにはどうしたらいいのだろう。「ウェルネスライフサポート研究所」代表の加倉井さおりさんは夫にヘルプする際の「マジックフレーズ(魔法の言葉)」があるという。【賀川智子】

負荷がのしかかる働く母親たち

 加倉井さんは保健師、心理相談員、大学の非常勤講師として20年以上、働く母親の心とからだの悩み相談や健康支援をしている。中学2年から大学4年まで3人の男の子を育てている現役のワーキングマザーでもある。現在は働く母親向けのワークショップや、企業や官公庁で、仕事と子育ての両立などをテーマに研修をしている。

 加倉井さんが母親の「異変」に気づいたのは4月。緊急事態宣言で対面講座が開けなくなり、急きょオンライン交流会や講座を企画したところ、参加者から切実な声が上がった。

 「子どもを寝かしつけてから夜中に仕事をしていて寝不足で体調不良になった。子どもに対してもイライラしてしまう」

 「夫も同じ在宅勤務なのに家事育児をやってくれない」

 在宅を機に夫が協力的になったと言う喜びの声も上がる一方で、祖父母や家事代行サービスも感染リスクがあって頼れず、家事と育児を一手に引き受けざるをえない母親も多かった。加倉井さんは言う。

 「コロナの感染拡大に伴い、在宅勤務などこれまでとは違った働き方を余儀なくされ、ストレスを感じる母親が増えていた。子育てと仕事の両立に先行きの不安を抱える母親が多い」

 では、どうすればいいか――。

「自分に誇りを持っ…

この記事は有料記事です。

残り1189文字(全文1885文字)

あわせて読みたい

注目の特集