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老舗そごう、関西「最後のとりで」はニュータウンの郊外店 31日に営業終了

8月31日で閉店するそごう西神店=神戸市西区で2020年8月27日、本社ヘリから大西達也撮影

 百貨店「そごう」が31日、関西での歴史に幕を下ろす。かつては大阪、兵庫、奈良に計5店あったが、唯一残っていた西神(せいしん)店(神戸市西区)が今月末で営業を終える。江戸時代に大阪で創業し、1990年代には国内最大の百貨店グループとなったが、バブル崩壊や拡大路線の行き詰まりなどで2000年に経営破綻。盛衰した老舗にあって関西の「最後のとりで」となったのは、心斎橋や三宮など繁華街ではなくニュータウンの郊外店だった。

 そごう西神店は90年10月に開業した。80年代に開発が進んだ「西神ニュータウン」の中核的な商業施設で、神戸市営地下鉄の西神中央駅に直結。開業前日の新聞折り込みチラシに「ふだんが上等だと365日気持ちいい」とのキャッチコピーを掲載し、地元客の取り込みをはかった。高品質の食料品を扱うスーパーが入り、神戸の洋菓子などでも集客し、地域密着の路線が奏功した。だが、若者の百貨店離れやほかの商業施設との競合などで業績が低迷し、19年度の売上高は107億4800万円でピーク時(95年度、257億円)の半分以下に。07年度以降は営業赤字が続き、入居するビルを所有する神戸市は16年から賃料を減額…

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