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ヘイトスピーチ

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ヘイトスピーチ認定団体が集会計画 「差別的言動に不安」 市民団体が都に抗議文

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関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼式典で献花する参列者たち=東京都墨田区の横網町公園で2019年9月1日、後藤由耶撮影
関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼式典で献花する参列者たち=東京都墨田区の横網町公園で2019年9月1日、後藤由耶撮影

 関東大震災後に殺害された朝鮮人の追悼式典をめぐり、東京都人権条例でヘイトスピーチが認定された集会の主催者団体が、今年も9月1日に式典会場の都立公園で集会を計画している。差別的言動の防止のため、条例で都は施設使用を制限できるが、団体はヘイトスピーチはしないとして都から開催許可を得た。関係者から「差別的言動が繰り返されるのでは」と不安の声が上がっており、条例が再発防止にどこまで実効性があるかが問われそうだ。

 「ヘイト」とされた発言は2019年9月1日、都立横網町公園(墨田区)で保守系団体「関東大震災の真実を伝える会・そよ風」などが開いた集会で確認された。関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマを信じ込んだ住民らが多数の朝鮮人を殺害したが、集会の参加者は「不逞(ふてい)在日朝鮮人たちによって(日本人は)身内を殺され……」などとマイクを使って発言した。

 集会は、日朝協会などの実行委員会による朝鮮人犠牲者追悼式典の近くで開かれた。都の審査会は発言が「挑発的な意図で発せられた」とする意見をまとめ、都は今年8月に「不逞」など集会での発言3件をヘイトスピーチと認定した。

 これに対し、「そよ風」はネット上で…

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