番付が泣く「黒歴史」 大関の優勝、20場所なし 下克上阻止できるか

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大相撲7月場所14日目、照強(左)に足取りで敗れた朝乃山。「大関」の重圧がのしかかる=東京・両国国技館で2020年8月1日、滝川大貴撮影
大相撲7月場所14日目、照強(左)に足取りで敗れた朝乃山。「大関」の重圧がのしかかる=東京・両国国技館で2020年8月1日、滝川大貴撮影

 「番付がすべて」の大相撲で、異例の事態が続いている。横綱とともに看板力士である「大関」が、2017年初場所の稀勢の里を最後に3年半以上も優勝から遠ざかっているのだ。7月場所では大関から序二段まで陥落した前頭・照ノ富士が復活優勝を果たしたが、新大関だった朝乃山は終盤の連敗で優勝を逃し、貴景勝は左膝の負傷でカド番脱出を決めた直後に途中休場した。かつての番付最高位も、今や有名無実。「大関」の復権は可能なのか。【村社拓信】

 これまでにも1977年名古屋場所から81年夏場所まで24場所連続で大関の優勝がなかった時期はあるが、うち23場所は横綱が優勝しており、いわば番付通りの実力が示されていた。20場所も大関の優勝がない現在は、白鵬、鶴竜の両横綱の休場も増える中、関脇以下の優勝が半数近い8回を占め、う…

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