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彩人旬人

花火師も辛抱の夏 伊勢の辻傳煙火店5代目・辻直良さん(42)、篤さん(36)兄弟 /三重

辻直良さん(左)と弟の篤さん

 「なんだ、こりゃ」――。時は明治。伊勢神宮近くの宿屋の主人は常連客が部屋に忘れていった品物を手にして首をひねった。その客は旅の花火師。忘れ物は花火を打ち上げる筒だった。取りに戻った花火師は、主人に言った。「花火の作り方、教えてやろうか」。創業137年、伊勢市宇治浦田の花火打ち上げ業、辻傳(つじでん)煙火(えんか)店に伝わるエピソードだ。【尾崎稔裕】

 泊まり客の花火師から教えられた技法を元に花火の世界に入ったのは、創業者の辻傳氏。数えて5代目の辻直良さん(42)と篤さん(36)の兄弟は、4代目で父の薫さん(74)から受け継いだ家業を切り盛りする。

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