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ヒバクシャ

2020 深堀好敏さん(91) 惨禍、今も焼き付く

深堀好敏さんらが撮影場所などを特定してきた被爆写真は4000枚以上。一枚一枚にキャプションが付けられ保存されている=長崎市で20日午後2時55分、徳野仁子撮影

 一面の焦土、黒焦げの遺体――。75年前、米軍の原爆で焼き尽くされた長崎市の写真は、言葉だけでは伝えられない核の恐ろしさをまざまざと物語っている。記録報道「2020ヒバクシャ」の7回目は、あの惨禍を後世に伝えようと写真収集に心血を注いだ被爆者の半生をたどる。

 「被爆者はいずれいなくなる。そのときに原爆の実相を伝えてくれるのは写真しかない」。公益財団法人「長崎平和推進協会」(長崎市)写真資料調査部会の前部会長、深堀好敏(よしとし)さん(91)が幾度となく口にしてきた言葉だ。

 「どれだけ言葉を尽くしても伝えきれない」。病院職員として働きながら語り部活動をしていた1979年、記憶の継承に限界を感じた深堀さんは被爆者6人で写真資料調査部会の前身の「長崎の被爆写真調査会」を結成。40年余りかけて集めた被爆当時の写真を分析し、少ない手がかりから4000枚以上について撮影時期や場所、写っている被爆者を特定してきた。

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