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安倍政権の「大きな罪」 野党が批判する「ご飯論法」、閣僚まで広がる

臨時閣議に臨む安倍晋三首相(右から2人目)。左から2人目は菅義偉官房長官=首相官邸で2020年8月28日午後4時2分、丸山博撮影

 安倍政権の体力を奪い続けてきたのは、森友学園・加計学園問題や、桜を見る会など「身内優遇」の姿勢が要因となった不祥事の数々だ。安倍晋三首相はいずれも直接的な関与を否定してきたが、「安倍1強」による官僚人事の掌握が政と官の関係をゆがませて「忖度(そんたく)」を招き、その結果として生じた問題が多いとの見方は根強い。【青木純、宮原健太】

 「1強多弱」とやゆされる野党の力不足も首相の慢心を助長した。立憲民主党の安住淳国対委員長は28日、記者団に「やはり『1強』を作らせてはいけない。与野党が互いにけん制しながら緊張感のある政治を作っていかないといけない。反省とこれからの課題だ」と語った。衆院議席の3分の2超を与党が握り、少数野党が首相の「独走」を防げなかった現状の評価だ。

 緊張感が乏しい中で、国会では質問に正面から答えない首相や閣僚の答弁が常態化。「ご飯論法」と呼ばれるようになった。「朝ごはんを食べたか?」との質問に対し、パンを食べたのに「ご飯(コメ)は食べていない」と答えて事実を隠す話法だ。

 例えば、高収入の専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を巡り、18年3月の参院予算委でこんなやりとりがあった。共産党の小池晃書記局長が「24…

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