メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

チェコ上院議長ら訪問団が台湾到着 政府の親中路線と対立 中国の反発必至

台湾の空港に到着し、台湾の呉釗燮外交部長(右)とあいさつを交わすチェコのビストルチル上院議長=30日(台湾外交部のツイッターより)

 チェコのビストルチル上院議長が率いる訪台団約90人が30日、台湾に到着した。台湾にとって、外交関係のない国の国会議長訪問は異例。蔡政権は中国の圧力が強まる中、外交関係のない国と実質的な関係を強化する「実務外交」を展開中で、9日のアザー米厚生長官の訪台に続く大きな成果となった。チェコではビストルチル氏ら親台派勢力が台頭する一方、親中派で知られるゼマン大統領は訪台団を認めておらず、中台を巡る国内対立が深まっている。

 訪台団には首都プラハのフジブ市長も参加し、9月4日まで滞在する。蔡英文総統とは3日に会談し、新型コロナウイルス対策や経済、文化など幅広い分野での協力について意見交換する見通し。中国の反発は必至だ。

 蔡政権は、中国の外交攻勢を受け、政権発足時に22カ国あった外交関係国を15カ国まで減らした。このため米国や欧州各国、日本など外交関係がない国との実質的な関係強化に注力しており、チェコの訪台団もその戦略の一環と位置づけられている。

 今回実現した背景の一つに挙げられるのがチェコで広がる中国への不満だ。ゼマン…

この記事は有料記事です。

残り378文字(全文838文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

  2. なぜ今受ける? アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」 興収100億円を最速で突破

  3. ボンベガス吸う遊び中に爆発、アパート2室焼ける 重過失失火容疑で10代3人逮捕

  4. 誰にも知られず3カ月で消えた命 父不明、トイレ出産、出生届もなく…孤立した母

  5. ヤングケアラー~幼き介護 介護担う子どもを「見ていてつらい」…支援に悩む現場 立ちはだかる縦割りの弊害

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです