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戦後75年

女性差別、占領下の教訓 「パンパン」受容しない社会、今も ジェンダー論研究者・茶園敏美さん

 「パンパン」という存在をご存じだろうか。終戦直後、占領軍の兵士と親密だった日本人女性に対する侮蔑的な呼び名として使われてきた言葉だ。パンパンとみなされた女性は、街中で突然身柄を拘束され、性病検診を受けさせられた。これをキャッチ(検挙)という。著書「パンパンとは誰なのか」(インパクト出版会)で、パンパンへの差別の実態を明らかにした京大研究者の茶園敏美さん(ジェンダー論)は「パンパンを受容しない社会は、今も続いています」と話す。

 2枚の写真がある。1枚は、嫌がる女性を複数の男性が抱きかかえるようにして無理やりトラックの荷台に乗せている。もう1枚はワンピース姿の女性たちが男性に促されてトラックから降り、病院に入っていく様子をとらえたものだ。これらは毎日新聞が所蔵する、キャッチの写真だ。撮影は1950年。茶園さんによると、キャッチをこれほどはっきりとらえた写真は少なく、貴重だという。

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