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アートの扉

発見!お宝 原爆の図丸木美術館/4 丸木スマ 塔 常識にとらわれず

1951年 縦92センチ、横87センチ

 広島市街地の北西に位置する三滝山。「三滝観音」で知られる三滝寺は、原爆投下の際に焼け残り、被爆者の臨時救護所になった。境内の入り口には、原爆犠牲者の供養のため、1951年に和歌山県から朱塗りの多宝塔が移築された。三滝町に住んでいた丸木スマは、息子の位里の妻である俊と連れ立って、塔を描くために足を運んでいる。

 画面をさっと払ったような、思い切りの良い筆さばき。塗り残しも気にしない薄灰色の跡が、爽やかな風のように感じられる。その上から描き込まれた小鳥たち、木の枝、草の茂みは、風の中で踊るようにハーモニーを奏でている。二重の塔にも命が吹き込まれ、観(み)る者に笑いかけてくるようだ。

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