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動き出す仏たち

活用の時代に コロナ大仏 前向く力、自分らの手で

クラウドファンディングを呼びかける際に使われた「コロナ大仏造立」のイメージ画像

 新型コロナ禍にあって「大仏造立」という挑戦を始めた人がいる。曹洞宗の僧侶で、アーティストとしても活動する風間天心(てんしん)さん(41)=札幌市中央区。「不安や怒りなどマイナスの感情が充満する中でエネルギーのベクトルをプラスに変え、みんなが前を向くためのシンボルが必要だと思った」。設置場所も素材も大きさも決まっていないが、インターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を活用し、間もなく全国への「勧進キャラバン」に出発する。「1人では困難でも、多くの人と話をしながら、今だからこそ造れる『大仏』の姿を見つけたい」と意気込む。

 「大仏というワードは近年、地震や豪雨など災害の際にネット上で盛り上がるのです」と風間さん。天災や天然痘の流行など不安が渦巻いた奈良時代、生きとし生けるものの幸せを願い聖武天皇が奈良・東大寺の大仏を造立したことを意識し、冗談交じりに、しかし同じような願いを込めて発信する人が多いようだ。「今回のコロナ禍でも『誰か造ると言い出さないかな』と人ごとのように思っていましたが、自分が造ればいいじゃないかと思…

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