父の背中追い鍛錬 岐阜市初の女性水防団員・森島さん 7月豪雨で出動「災害のリスク考えた」 /岐阜

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素早く土のうを作る訓練に励む森島千晴さん=岐阜市桜通6で
素早く土のうを作る訓練に励む森島千晴さん=岐阜市桜通6で

 岐阜市で初めての女性水防団員が、岐阜市本荘水防団で活躍している。岐阜東高3年生の森島千晴さん(18)は、同じく水防団で長年活躍している父・博宣さん(49)の背中を追って今年7月1日に入団、笑顔で日々の活動に励んでいる。【横田伸治】

 30人が所属する本荘水防団は、岐阜市西部の長良川左岸で活動し、1カ月に1回程度の訓練を行う。森島さんは16年にわたり同団で活動を続けてきた父の姿に憧れていた。18歳になるのを待って、7月に晴れて入団を果たした。博宣さんは「格好悪いところを見せられないので緊張するが、娘と一緒に朝から活動に来られるなんて夢のよう」と仲間入りを喜ぶ。

 出番は早速訪れた。7月初旬に豪雨が県内を襲い、水圧で堤防外側の地面から水が噴き出した。出動した森島さんは、一つ約20キロの土のうを積み上げ、その後も計3日間、警戒に当たった。土のうは重かったが「必死だったので感じなかった」という。入団わずか5日後の出動は貴重な経験となり、「指一本ぶんの穴があるだけで水は噴き出すのだと、災害時のリスクを考えさせられた」と振り返った。

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