「投資の神様」と称される米著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは30日、三菱商事や三井物産など日本の大手商社5社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表した。長期保有する方針で、株価によって最大で9.9%まで引き上げるとしている。
バフェット氏は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運用成績が悪化。お気に入りとされた米航空大手株を旅客需要の回復が見込めないとして売却するなど、投資先の見直しを進めている。
取得したのはほかに伊藤忠商事、住友商事、丸紅。商社業界は経済活動の停滞や資源価格の下落から業績が低迷しているが、バフェット氏は声明で「大手商社5社は世界各地で合弁事業を展開しており、今後も拡大を期待している」と述べた。5社の株は市場を通じて約12カ月間で取得した。
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