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香山リカのココロの万華鏡

「8割おじさん」に学ぶ /東京

 若手研修医向けの新聞を読んでいたら、理論疫学という医学の一分野の研究者、西浦博氏のインタビューが載っていた。その名前にはピンとこなくても、「8割おじさん」といえば「ああ」と顔が浮かぶ人も多いのではないだろうか。新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐために「人との接触を8割控えて」とテレビなどで呼びかけ、その愛称で呼ばれることになったのだ。

 頼りがいのある堂々とした体格の「8割おじさん」は、実はまだ40代前半。いつも計算式やグラフを前に話すイメージだが、医学生時代はパキスタンの山岳を巡回する健診ボランティアに参加するなど、医療の“現場”にこだわる熱い医療人だったようだ。しかし、あるとき「個々の患者さんを診るよりも、公衆衛生という集団のサイエンスのほうが人の役に立てる」と考え、それからは研究ひとすじの生活を送ってきたという。

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