大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付が8月31日に発表された。新関脇の大栄翔はオンラインで記者会見し「まずは勝ち越しを目指す。そこから一つ一つ目標を上げていきたい」と意気込んだ。
大栄翔は返り三役で迎えた7月場所で、11日目に全勝中の横綱・白鵬に土をつけるなど11勝を挙げ2度目の殊勲賞を受賞。「しっかり当たって、自分の動きができた。横綱に勝ったことが自信になり、そこから(終盤にかけて)相撲の流れも良くなった」と、持ち味の激しい立ち合いと突き押しに手応えを感じたという。
30日には仲の良い大関・貴景勝が婚約を発表。事前に知らされていたという大栄翔は「おめでたい。いいことだと思います」と笑顔で祝福した。埼玉栄高の後輩でもある貴景勝には番付で先を行かれているが、三役で結果を残し続ければ大関への期待が高まる。「大関はさらに違う世界だと思うが、身近な存在が地位を守っているのは刺激になる。自分も上がりたい」と意欲を見せた。
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