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総裁選は菅氏1強の構図に “雪崩”起こした二階氏の力学

自民党の二階俊博幹事長=川田雅浩撮影

 自民党総裁選は「1強2弱」の構図が確定した。1日に岸田文雄政調会長(63)と石破茂元幹事長(63)が出馬を正式表明したが、支持の広がりを欠く。主要派閥が支援に殺到する菅義偉官房長官(71)は2日に正式表明すると決めた。投開票予定の14日までの短期戦が本格化した。

 「1強」の流れを決めたのは8月31日に菅氏支持の方向を出した麻生派(54人)だ。会長の麻生太郎副総理兼財務相は1日の派閥緊急会合であいさつ。「総理が辞任されることとなった今、我々はど真ん中でその政策推進を行ってきた事実を重く受け止めなければならない。今後名乗りを上げる方の中から我々志公会(麻生派)の政策を実行できる候補者を一致結束して推していきたい」。菅氏支持を強く意識したものだ。

 会合後には、出馬に意欲を見せてきた麻生派の河野太郎防衛相が「今回は出馬をしない」と記者団に表明。「今後のことは麻生会長としっかり相談する」と話した。石原派(11人)も1日、菅氏支持を正式決定。自民党内ではこの日も菅氏への雪崩現象が続いた。

 最大派閥の細田派(98人)に第2派閥の麻生派、竹下派(54人)――。主要派閥の支持表明で国会議員票の過半を取りまとめ、「勝敗は決した」(閣僚経験者)とさえ言われる菅氏はこの日、総裁選に関して表立った発信を避ける余裕さえみせた。2回あった官房長官としての記者会見では、再三総裁選に関する質問が出たが、「この場は政府としての見解を説明する場なので、総裁選についてコメントは控えたい」などと答えるにとどめた。

 雪崩のきっかけを起こしたのが、二階派(47人)を率いる二階俊博幹事長だ。二階氏は28日昼に安倍晋三首相から辞意を伝えられると…

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