「1K」に3人相部屋…コロナ感染拡大でも自衛隊の隊舎個室化が難しい理由

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陸上自衛隊員4人が生活する隊舎の居室=2019年ごろ撮影(陸自提供)
陸上自衛隊員4人が生活する隊舎の居室=2019年ごろ撮影(陸自提供)

 防衛省と自衛隊で新型コロナウイルスの累計感染者数が100人を超えた。感染拡大を防ぐため、接待を伴う店の利用を実質的に禁じるなど厳しい対策が進む。多くの自衛隊員は駐屯地や基地の隊舎で団体生活を送るため、「3密」回避は難しく、集団感染の恐れがあるからだ。隊舎の一部を個室にする計画も浮上するが、「実力組織」ならではの理由から一筋縄ではいかない模様だ。【松浦吉剛】

 防衛省や自衛隊で感染が急拡大したのは7月後半からだ。防衛省によると、7月1~10日は感染者がゼロだったが、11~20日は8人、21~31日は29人と増加。8月に入っても勢いは止まらず、累計の感染者は8月半ばに100人を超えた。全国の感染状況と同様に7月下旬~8月上旬がピークとみられる。

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