黒柳徹子さんとともに約40年 日本ろう者劇団の手話狂言 5日、東京・国立能楽堂で
毎日新聞
2020/9/1 15:55(最終更新 9/1 16:38)
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「障害の有無に関わらず、誰もが楽しめる演劇」を目指す「日本ろう者劇団」の手話狂言が5日、東京都渋谷区の国立能楽堂で開かれる。国立能楽堂主催では初の公演で、劇団を長年支えてきた女優、黒柳徹子さんも出演し、公演冒頭に話をする。【油井雅和】
日本ろう者劇団は、演劇好きな人々が集まり、1980年に「東京ろう演劇サークル」として発足。一方、黒柳さんは、アメリカ・ニューヨークで演劇の勉強をしていた頃にアメリカろう者劇団の舞台に感動し、日本にも劇団を作りたいと思っていた。
82年、黒柳さんはベストセラーとなった著書「窓ぎわのトットちゃん」の印税で社会福祉法人トット基金を設立し、劇団は名称を改め、トット基金の劇団として活動を続けてきた。
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