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既定路線化する「菅首相」 政策なき権力闘争に違和感 長官番が見る総裁選

閣議後の記者会見で質問に答える菅義偉官房長官=首相官邸で2020年9月1日午前10時23分、佐々木順一撮影

 次期首相を事実上決める自民党総裁選で一躍「本命」の座に躍り出た菅義偉官房長官。党内で支持を広げられずにいる岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長を尻目に、正式な立候補を表明してもいないのに党内では「菅首相」が既定路線となりつつある。日本のリーダーがこうも「永田町の論理」で選ばれてよいものなのか。2017年に外信部から政治部へ配属された私は、19年10月から官房長官番記者を務めてきた。総裁選の現場を初めて取材しながら、権力闘争の現実に嫌悪感と違和感が膨らんでいる。

岸田・石破氏、流れつかめず

 次期総裁レースは、安倍晋三首相が持病の悪化を理由に突然辞意を表明した8月28日に号砲が鳴った。最初にミソを付けたのは、以前から「ポスト安倍」に意欲を示していた岸田氏だった。当日は新潟で講演しており、今後の対応を協議する党役員会も欠席した。

 岸田氏は政…

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