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川辺川ダム再燃「早く穏やかな山村に」 水没予定地抱える熊本・五木村長

熊本県五木村の木下丈二村長=同村役場で2020年9月1日午後5時、平川昌範撮影

 7月の九州豪雨で氾濫した球磨川の治水対策について、熊本県の蒲島郁夫知事が「川辺川ダムも選択肢の一つ」と発言したことで波紋が広がっている。川辺川ダム計画で多くの住民が水没予定地からの移転を余儀なくされた同県五木村では、蒲島知事が2008年に計画の「白紙撤回」を表明後、水没予定地に施設を整備するなどして観光客誘致に取り組んできた。五木村の木下丈二村長(61)が1日、毎日新聞のインタビューに応じた。【聞き手・平川昌範、城島勇人】

 インタビュー概要は以下の通り。

 ――知事の発言をどう受け止めているか。

 ◆(8月25日に開かれた国と県、流域12市町村による豪雨被害の)第1回検証委員会で、県も国も数字をいろいろ出した。それを踏まえての発言と思う。もう一点は、検証委には、川辺川ダム建設促進協議会に加盟する流域12市町村がそろい、「川辺川ダムを含む抜本的な治水対策を講じるべきだ」との促進協の決議文を「総意」として会長が読み上げた。それもあって知事の発言があったかなと思う。

 ――五木村長として難しい立場だと思うが。

 ◆非常に難しい立場かと思う。元々、…

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