新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった都留市の「ふるさと時代祭り 八朔(はっさく)祭」の実行委員会は、八朔祭の様子を収めた写真集「思い出のふるさと時代祭り」を制作した。【小田切敏雄】
八朔祭は五穀豊穣(ほうじょう)を願う生出(おいで)神社(都留市四日市場)の秋の例祭で、付け祭りの大名行列や屋台巡行が名物になっている。大名行列は江戸時代に谷村(現都留市)を治めた秋元氏が川越に移封された際、大名行列の道具一式を置き土産として贈り、農民らが秋元藩政への感謝を込めて行列を披露したのが起源とされる。
写真集は祭りの歴史を振り返り、市民の祭りへの思いを盛り上げようと市民や市などでつくる実行委が企画。大名行列のお姫様、武士、奴(やっこ)の赤熊(しゃぐま)、八朔屋台などのほか、昭和20年代の祭りの風景など、市民や市職員らが撮影した約130枚を収めた。写真集の揮毫(きごう)は生出神社神主の竹俣星潭さんが担当した。
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