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第91回都市対抗野球

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23歳で逝った仲間へ黒獅子旗を NTT西、勝ち上がる

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 今季のNTT西日本には、例年以上に負けられない理由がある。4月に遊撃手の中井諒さんが骨肉腫のため23歳の若さで死去。チームは中井さんを悼み、ユニホームの左肩に喪章を付け、中井さんの背番号「6」が刺しゅうされた帽子をかぶり、ベンチに中井さんのユニホームを掲げる。「中井の前で恥ずかしい試合はできない」。重圧のかかる初戦で攻守で躍動したのは、中井さんと同期入社の2年目の選手たちだ。

 投げては花園大出身の先発・大江。最速151キロの直球が持ち味の右腕だが、1点リードの一回はその武器を狙われて2安打を許しすぐに追い付かれた。だが、そこからが冷静だった。二回以降は「一つずつアウトをとればいい」と変化球主体に打たせて取る投球に転換。大粒の雨が降る悪条件の中、再三走者を背負ったが、5回1失点で踏ん張った。

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