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舞台をゆく

「ごんぎつね」のふるさと 愛知県半田市 親愛今も 「南吉さん」の町

 ある原稿を校閲していて、手が止まった。小学4年の国語の教科書に採用され、広く親しまれている新美南吉(1913~43年)の代表作「ごんぎつね」。その一場面を引いたコラムに「ウナギを盗んだ子ギツネごん」とあったのだ。実は出版社によって「小ぎつね」「子ぎつね」と表記は分かれている。一体、ごんは何歳なんだろう――。南吉を愛する校閲記者として疑問が湧いた。行ってみよう、ごんのふるさとへ。

 南吉が生涯のほとんどを過ごした愛知県半田市。緑の美しいのどかな町のそこここに「南吉」の文字が躍る。ゆかりのスポットへの案内表示、童話をモチーフにしたラッピングバス。ごんはウナギを盗んだ償いに、母を亡くした兵十の家へ毎日クリなどを運ぶが、思いは伝わらず、撃たれて死んでしまう。だが、町のあちこちにいるごんは楽しげに描かれ、救われた気がした。

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