九州豪雨 2カ月ぶり、いつもの通学路 熊本・人吉、西瀬橋が仮復旧
毎日新聞
2020/9/4 西部夕刊
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7月の九州豪雨で橋の一部が流された熊本県人吉市の西瀬橋(全長174メートル)が仮復旧し、4日朝から通れるようになった。近くにある西瀬小学校(天羽(あもう)伸哉校長)の児童は被災後、登下校時に遠回りを強いられていた。豪雨発生からちょうど2カ月となる日に、慣れ親しんだ通学路に子供たちの笑顔が戻ってきた。
西瀬橋は7月4日の球磨川の氾濫で約4分の1が流された。国は流失部分に組み立て式の仮橋を架けて早期開通にこぎつけた。県内ではいずれも球磨川に架かる道路橋10本が流失したが、通行できるようになったのは西瀬橋が最初で、他の9本は復旧のめどが立っていない。
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