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特別展「明治錦絵×大正新版画」

世界が愛した近代の木版画/3 貴重な輸出用錦絵公開 絵師名なく、濃彩で多彩 /神奈川

陶板絵 大倉陶園

 前回に続き、大倉孫兵衛について紹介します。孫兵衛は製陶業の立役者として認知されていました。しかし2018年、「大倉孫兵衛旧蔵錦絵画帖(がじょう)」が発見され公開されたことにより、彼の生業でもあった錦絵版元としての本質が注目されることになりました。

 本展は同画帖を全点初公開する機会となります。18年の初公開まで、ほとんど開け閉めされることのなかった画帖のため、今まさに摺(す)り上がったかのような、新鮮な彫(ほり)と摺(すり)を見ることができます。

 この画帖は7冊あり、両面に浮世絵が貼り込まれています。月岡芳年(よしとし)、豊原国周(くにちか)といった明治錦絵の代表的な絵師たちの作品、横浜浮世絵や開化絵、美人画や役者絵などがまとめられており、さながら明治錦絵の教科書のような存在です。そのなかでひときわ注目されるのが、輸出用錦絵です。

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