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地元の酒米守るため 「裏事情」ラベルに秘めた思い 岐阜の酒蔵

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酒米農家を守るメッセージを添えた日本酒「裏事情」=渡辺酒造店提供
酒米農家を守るメッセージを添えた日本酒「裏事情」=渡辺酒造店提供

 地元産の酒米を守るため、渡辺酒造店(岐阜県飛驒市)は9月から、コロナ禍でたまってしまった在庫に「裏事情」のラベルを付けて、格安で販売したり、高価な日本酒をプレゼントしたりする取り組みを始めた。日本酒需要が急減するなかでも、県産の酒米「ひだほまれ」の来季の作付け規模を、今季と同等規模で契約するためだ。思い切った在庫一掃で日本酒の生産量を維持し、酒米農家の耕作放棄や廃業を防ぎたい考えだ。【駒木智一】

 ひだほまれは1972年に県高冷地農業試験場(現・中山間農業研究所)が開発した酒米で、主に飛驒と恵那地域の中山間地域で栽培されている。大粒でたんぱく質が少ないため高級酒造りに適しており、県内の酒蔵で広く使われてきた。県内の生産の6割超を渡辺酒造店が使っており、同社は「地元の酒米農家に支えられてきた」との思いが強い。

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