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緊急性か、安全性か コロナワクチン期待先行 未曽有のスピード、大丈夫?

米国立衛生研究所が臨床試験を始めた、新型コロナウイルスのワクチン投与を受ける男性=ワシントン州シアトルで3月、AP共同

 新型コロナウイルス感染症のワクチンを巡り、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は4日、医療従事者や高齢者らに優先接種する方向で、実施体制などを議論した。ワクチンへの期待は大きく、政府は取得に向けて2020年度予算の予備費から約7000億円を支出すると8日に閣議決定する。しかし、未曽有のスピードで開発が進むワクチンの安全性と有効性は分かっておらず、手探りで体制構築を進める。

優先接種「国民に説明を」 高齢施設職員は未定、若者は除外

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、政府は4日の分科会で中間とりまとめの骨子を提案。死者や重症者を減らし、感染症のまん延を防ぐため、国が財政措置を講じて接種を進めるとした。接種は全員無料とする方向だ。

 政府は、医療従事者と高齢者、基礎疾患がある人について優先接種する方針を早々と固めていた。2009年に流行した新型インフルエンザは子どもを中心に感染が拡大。当時、政府は①医療従事者②妊婦、基礎疾患がある人③小児――の順で接種を進めたが、新型コロナは高齢者の重症化リスクが高い点を重視した。

 一般にワクチンは製品によって、感染を予防▽感染はするが発症を予防▽感染や発症はするが重症化を予防――と出現する効果が異なる。通常、実用化前に大規模な治験(臨…

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