がん「光免疫療法」の薬剤承認へ 年内にも世界初の実用化 厚労省部会了承

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光免疫療法の仕組み
光免疫療法の仕組み

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会は4日、体の外からレーザー光を当ててがん細胞を死滅させる「光免疫療法」で使う薬剤について、頭頸(けい)部がんの治療薬として製造販売を承認することを了承した。正式承認されれば、世界で初めて同療法が実用化することになる。

 了承された薬剤は、光免疫療法で使用する「セツキシマブサロタロカンナトリウム」(商品名アキャルックス)。適応疾患は切除不能や再発した頭頸部がん。米製薬ベンチャー「楽天メディカル」が開発し、同社の日本法人が今年3月、日米の治験の結果を基に製造販売の承認を申請していた。

 この薬剤はがん細胞に特異的にくっつき、レーザー光を当てると化学反応を起こしてがん細胞を死滅させる。レーザー光が当たらなければ反応しないため、ピンポイントでがん細胞を攻撃できるとされる。

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