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夏競馬を盛り上げる「白馬の一族」 ソダシ、初の芝重賞制覇なるか

7月12日にデビュー戦を勝利で飾ったソダシ。珍しい白毛の馬として注目されている=函館競馬場で2020年7月12日午後0時18分、JRA提供

 茶色、黒色、灰色……。中央競馬に出走する競走馬の毛色はさまざまだが、最も珍しい白毛の馬が注目されている。5日に札幌競馬場で行われる重賞レースの札幌2歳ステークス(GⅢ、芝1800メートル)に白毛のソダシ(2歳牝馬)が出走。白毛馬として中央競馬史上初の芝の重賞制覇に挑む。「白毛馬は走らない」という評価を覆してきた「白馬の一族」の血を引くソダシは、競馬史に新たな一歩を刻めるか。【真下信幸】

 ソダシは馬体、たてがみ、しっぽまで全て白いのが特徴。7月12日に函館競馬場で行われた新馬戦(芝1800メートル)では好位置でレースを進めて4コーナーで先頭に立ち、2着に2馬身半差をつけて勝利。デビュー2戦目となる札幌2歳Sでも人気を集めそうだ。

 日本中央競馬会(JRA)によると、中央競馬に登録されている8115頭(9月3日現在)の毛色は細かく8種類に分かれている。このうち白毛は8頭と最も少なく、割合は0・1%にも満たない。

 そんな希少な白毛馬が誕生した背景について、競走馬理化学研究所(宇都宮市)で遺伝子を研究する戸崎晃明さんは「突然変異と遺伝によるものと2種類ある」と説明する。ソダシの祖母シラユキヒメは突然変異だったが、母ブチコも白毛でソダシは遺伝による白毛とされる。

 戸崎さんによると、白毛が誕生する要因は「KIT遺伝子」にあるという。毛色関連細…

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真下信幸

毎日新聞東京本社運動部。1990年、神奈川県生まれ。2013年入社。鳥取支局、福山支局(広島県)を経て、18年4月から現職。パラスポーツや社会人、高校などのアマチュア野球を担当。19年はラグビーW杯も取材した。高校時代はラグビー部に所属。全国屈指の強豪・桐蔭学園からチームで奪った1トライを今でも自慢している(試合は7ー52で敗戦)。

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