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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶を伝える震災遺構として来年度に公開予定の浪江町立請戸小学校で、校舎などの内外装工事が始まるのを前に4日、内部が報道陣に公開された。震災から10年目を迎えた今も災害の衝撃がうかがえる、生々しい痕跡が残されていた。【寺町六花】
今月から内外装工事
同町には高さ15メートル以上の津波が押し寄せたとみられ、海岸から約300メートル離れた同校も校舎2階の床面まで浸水した。当時校内にいた2~6年生の児童82人は、約1・5キロ離れた山地へ逃げて…
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