メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

やまと人模様

藍染め師 西井康元さん(70)=大和郡山市 藍の魅力伝え続け /奈良

「子どものころから鳥が大好き」と話し、愛らしい野鳥も作品にする西井さん=大和郡山市の「藍染工房 綿元」で2020年6月22日午後1時13分、高橋智子撮影

 日本古来の本藍染めを独学で習得し、大和郡山市で復活させた。体験教室や作品展を通じ、国内外の人や地元の子どもたちに魅力を伝え続ける。今年、30年を超える創作の集大成となる作品集「大和の紺(こう)掻き」を自費出版し、内容を工房の公式ホームページで公開している。

 綿打ちや布団を仕立てていた綿屋の実家で藍染めの古布と出合い、魅了された。藍染めは丈夫で防虫効果があり、昔ながらの布団生地に使われていた。36歳で家業を継ぐと同時に藍染めの勉強を始め、3年後に「ふれ藍工房 綿元」を開いた。

 最初は合成藍を用いたが、人にも環境にも優しい江戸時代の技術・本藍染めに行き着いた。植物のタデ藍から作った染料のスクモを使う「天然灰汁(あく)発酵建て」で、藍の色素が溶けたアルカリ液に布を浸し、空気や水にさらすと酸化して青色に染まっていく。

この記事は有料記事です。

残り322文字(全文682文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 宅八郎さん死去 57歳 「おたく評論家」の肩書でテレビ番組出演

  2. 菅首相、初論戦は「逃げ」全集中 9月の約束「丁寧な説明」はどこへ

  3. 特集ワイド 「桜を見る会」スクープ、赤旗 視点変え、見えた腐敗

  4. 新型コロナ 北海道・旭川の病院、214人集団感染 永寿病院に並ぶ 他院でも173人

  5. 「へずまりゅうの弟子」名乗るユーチューバー逮捕 山口の墓地で卒塔婆振り回した疑い

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです