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アートの扉

発見!お宝 広島県立美術館/2 刺繡布(スザニ) 1枚に広がる「自然」 /広島

ヌラタ(現ウズベキスタン) 19世紀前半 縦253センチ、横172センチ 木綿布に絹刺繍 広島県立美術館蔵

 2008年、人気漫画家・森薫さんによる「乙嫁(おとよめ)語り」の連載が始まった。19世紀後期の中央アジアを舞台に、人々の暮らしを緻密かつ丁寧に描き出して人気を博し、14年にはマンガ大賞に輝いた。文化と魅力を伝える正確な描写と物語の見事な調和に、驚きと感銘を受けた。18年には当館の所蔵品をご覧いただき、オリジナルイラストも描いていただいている。

 「乙嫁語り」でも描かれている、刺繡布(ししゅうふ)スザニは主にウズベク人やタジク人によって制作され、中央アジアの広い地域で壁掛けや掛け布、礼拝布として用いられてきた。スザニはペルシャ語で「針」を意味する言葉の派生語で、刺繡または刺繡したものを示す。本作では草花が表現されているように、多くは蔓草(つるくさ)や花々、果物といった文様で、人物や動物の文様はイスラム教の教えにより少ない。また、天空に輝く…

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