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思想としての九州を追う 『国道3号線 抵抗の民衆史』

8月に刊行された『国道3号線 抵抗の民衆史』、装画は田中千智

 <土曜カルチャー>

 <戦後、植民地を失った日本の資本は、九州を植民地代わりに高度経済成長を支えたといえる。それによって、戦後の負の遺産は九州に集中することになった>(原田正純著『豊かさと棄民たち――水俣学事始め』)

 原田正純をはじめ、森崎和江、谷川雁(がん)らさまざまな九州人に導かれ、西南戦争から水俣病、サークル村、炭鉱、米騒動など、九州を貫く国道3号に沿って民衆の抵抗の歴史を掘り起こした『国道3号線 抵抗の民衆史』(共和国、2750円)が刊行された。著者の森元斎(もとなお)・長崎大准教授(37)=哲学、思想史=に話を聞いた。

 本書ではたびたび<なぜ九州は「こう」なのか>との問いが発せられる。森さんはそれを知るために九州の歴史を掘り進めていく。

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