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コソボがセルビアとの経済正常化に合意 イスラエルと国交樹立へ 米仲介

米ホワイトハウス=ワシントンで2019年7月15日、高本耕太撮影

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 米ホワイトハウスは4日、旧ユーゴスラビアのセルビアとコソボが経済関係を正常化することなどで合意したと発表した。米国による仲介で、長年対立が続く両国が、全面的な関係正常化に向けて一歩前進した。合意には、コソボとイスラエルの外交関係樹立も盛り込まれ、トランプ米政権は、外交成果としてアピールしている。

 コソボは紛争を経て2008年、セルビアから一方的に独立した。セルビアはコソボを国家承認していない。関係正常化は、両国が欧州連合(EU)に加盟するための条件となっている。両国は今後、政治的な交渉を1年間棚上げし、鉄道やエネルギーなどのインフラ事業を共同で進める方針だ。

 合意について、セルビアのブチッチ大統領は「全ての問題が解決したわけではないが、大きな前進だ」と述べた。コソボのホティ首相は経済関係の改善に向け、ブチッチ氏と協力すると表明した。

 合意には、コソボとイスラエルが相互に国家承認し、外交関係を樹立することも盛り込まれた。イスラム教徒が多数派を占めるコソボは、これまでイスラエルを国家として認めていなかった。また、セルビアもテルアビブにある在イスラエル大使館をエルサレムに移転することで合意した。トランプ政権はイスラエルとパレスチナが帰属を争うエルサレムを「イスラエルの首都」と認定し、18年5月に在イスラエル大使館をエルサレムに移転している。米国の後押しで、セルビア、コソボ両国がイスラエルとの関係を強化した形だ。

 トランプ氏は4日、ホワイトハウスでの合意文書署名式に立ち会い、「歴史的な合意」と強調した。【ベルリン念佛明奈】

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