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モーリシャス油流出1カ月 「数十年単位で監視」 マングローブ林やサンゴ礁の影響未知数

マングローブに付着した油を調べる日本の国際緊急援助隊員=モーリシャスで8月22日(国際協力機構提供)

 西インド洋のモーリシャス沖で商船三井(東京)が運航、「長鋪汽船」(岡山県)の子会社が所有する大型貨物船「わかしお」が座礁した事故は、6日で重油流出から1カ月となる。海に流出した1000トンの多くが回収されたが、生態系に与える影響は未知数で、地元の環境団体などは「長期的に監視していく必要がある」と強調する。

 「世界の過去の油流出事故では、40年近くたっても油が現地に残っている例もある。数十年単位で影響を監視していく計画を立てている」。地元の環境団体・モーリシャス野生生物基金の保護責任者ビカシュ・タタヤ氏は電話取材にこう話した。油回収が特に難航しているのが沿岸のマングローブ林だ。事故直後に枯れなくても地中などに残った油の影響で次第に木々が衰え数十年かけて森や生態系が失われる恐れもある。モーリシャス政府や専門家らが対策を検討している。

 サンゴ礁は、船が座礁した場所では破壊されたが、油や有害物質による被害は今のところ確認されていない。ただ今後、繁殖活動などに影響が出てくる恐れがあり、こちらも継続的な監視が必要だ。

 事故原因には依然、不明点が多い。船…

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