スイカ模様のガスタンク、解体へ 千葉・富里のシンボル

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 千葉県富里市中沢にある地元特産のスイカの模様をしたガスタンクが10月から解体されることになった。巨大なスイカのように見えるユニークな建造物は、市をPRするシンボルだった。市民から「とても残念」と惜しむ声が上がっている。

 ガスタンクは小高い丘に2000年6月、当時の千葉ガスが1年かけて建設した。球形で、直径34メートル、高さ37メートル。容量は2万218立方メートルと、約6000世帯の1カ月分の都市ガスを供給できる。同社が「地域のシンボルにしよう」とスイカのデザインにすることを決め、緑色の外観に黒の縦線が10本入る。定期点検の際には塗装を剥がし、塗り直した。同社は16年、東京ガスに統合された。

 各世帯にガスを届ける導管の整備が進んだ結果、ガスを貯蔵するタンクが不要になり、東京ガスは取り壊しを決めた。19年3月にタンク内のガスを抜いて役割を終え、ガス工作物の廃止届を経済産業省に提出した。当初は早期の解体を予定していたが、地元から20年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの閉幕後にしてほしいと要望が出され、先延ばししていた。解体工事は10月に始まり、21年2月に終える予定。跡地…

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