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特集ワイド

現代家族映す「墓じまい」 どう死ぬかは、どう生きるか 万葉学者・上野誠さん

奈良大教授の上野誠さん=東京都港区で、佐々木順一撮影

 この夏は「特別な夏」だった。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都民にはお盆の帰省自粛が呼びかけられた。年に1度の墓参りができなかったという人もいるだろう。核家族化が進むにつれ、墓を維持するのも難しくなっている。奈良大教授の上野誠さん(60)は3月に出版したエッセー「万葉学者、墓をしまい母を送る」に、故郷の墓を整理し、母を介護し最期をみとるまでの体験をつづった。上野さんに、後悔しない「しまい方」のヒントを聞いた。

 「実は、この本を書いた後に2度目の墓じまいをしたんですよ」。2016年に母が他界して4年。出身地の福岡県甘木市(現朝倉市)から福岡市郊外の霊園に移した墓を再びしまい、遺骨は同じ霊園内の合同供養塔に納めた。「親類には墓がなくても、心の中で祈りましょうと提案し、納得してもらいました」

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