メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

100年カンパニーの知恵

リーガル/下 アナログの強みを形に

新潟工場で出荷を待つ商品=リーガルコーポレーション提供

 <since 1902>

 「リーガル『一本足打法』でよいのか。その議論はずっと続いている」。1980年代、婦人靴部門の営業・企画の最前線にいた武川雄二社長には苦い経験がある。

 当時、婦人靴を「第2の柱に」という機運が高まり、60年代に「リーガル」や「VAN」との提携を主導した社員を軸に、攻勢に出た。仏イヴ・サンローランとのライセンス生産に成功、バブル期と重なる80年代後半の売り上げに大きく貢献した。海外ブランドとのライセンスビジネスが王道の時代だった。

 婦人靴の市場は大きい。目利き次第で高いキャッシュフローが取れる。一方で、流行の浮き沈みの早さは紳士靴の比ではない。商機の判断を誤ればたちまち在庫の山を抱え、投げ売りを迫られる。「ある意味で保守的な、ウチのDNAとは『真逆』の世界だった」。最終的に売り上げは最盛期の約4分の1に減少、提携は2000年に解消された。「結局、差別化できたことは何もなかった」

この記事は有料記事です。

残り384文字(全文790文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 逗子崩落・女子高生死亡 事故前日に亀裂発見 マンション管理会社、行政に伝えず

  2. 首相「差し控える」連発 初の代表質問、議論かみ合わず ヤジに自ら「静かに」

  3. 逃走警察犬クレバを「叱らないで」 心配する声70件に兵庫県警「安心して」

  4. 大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後

  5. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです